ブログ日本200名山

のんびり+しっかり 山と付き合うブログ
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日本200名山 ありがとう
 いよいよ2010年最後の日。
今年は、乾徳山で日本200名山を完登でき、感謝感謝の1年でありました。
2005年7月から始めたこのブログも、看板をかけ替える時。

振り返れば、日本百名山に挑んでいた頃から、
ずいぶん遠いところまで来た気がする。

山に登りに行くというより、山に戻る感じ、
そして、チャレンジ心より、山にいられる時を惜しむ心が先にある。
5年分年を取ったということかな。
でも、「経験値」が上がったんだと思いたい。

本ブログに長い間お付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました。
山のお仲間のみなさま、ありがとうございました。
そして、家族にも感謝です。

221231富士を望む来年からは、「WALK あばうと 日本4,000山」というタイトルで、
もっと山極道…いや、山修行の日々をご報告していくつもりであります。
引き続き、お訪ねいただければ嬉しいです。

それでは、良いお年をお迎えください。
| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 20:29 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
日本200名山完登 ― 乾徳山(2,031m)
11月13日、日本200名山のフィナーレ、乾徳山へ。
同行メンバーは、Koさん、Yさん、Konちゃん。

笛吹川をさかのぼり、今は牛もいない大平高原牧場から登山開始。
落葉した登山道をジグザグに登り、堂満尾根に出ると、懐かしい富士山が。

思い起こせば、愛鷹山毛無山三ツ峠山和名倉山… 200名山は、富士の展望台が多かったなあ。。
221113富士山

221113乾徳山月見岩のあたりは、カヤト(萱の原)になっていて、岩の山頂が目の当たりになる。

明るく静かな光が降っている。
221113白峰3山カヤトの向こうには、雪を置いた南アルプスの峰々。

2004年9月に、白峰3山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)を縦走。
間ノ岳で日本百名山を完登し、農鳥岳から大門沢に下りた。

あの日の農鳥岳が、200名山巡りの始まりでもあった。



221113乾徳山山頂6年の日々を噛みしめ、しみじみ登るうち、鎖場の連続地帯に。

最後の岩を乗り越し、祠のある山頂で、KさんYさんKonちゃんとがっちり握手。
今日この場所に立てたのも、皆さんのおかげ。


見晴らしのいい岩の上から眺める、360度。
富士や、南アルプス、秩父山地…
多くの200名山を数えながら、仲間や、家族や、そして生き続けてこられたことじしんに、感謝の気持ちでいっぱい。

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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 05:53 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
DREAMS COME TRUE―大沼駒ヶ岳
 11年間登山禁止だった、活火山駒ケ岳。
そんなことも知らず3年前登山口まで来て涙を呑んだ
その山に、今日登ることができる。

雨80%の天気予報が外れて、快晴。
夢がかなうって、こんなことだね!

森町役場への事前届出も怠りなく、ゲートをクリア。
6合目駐車場から、登山開始。
地元森町の子供たちも、マイクロバスでやって来て、にぎやか。

駒ケ岳へ220725爆裂の跡を見せる頂き。
カラマツなどの緑に輝く、広大な裾野。
まっすぐ続く、一本の登山道。
あまりに明快で、かえって夢の中の風景のよう。

大沼駒ケ岳山頂220715汗をかきながら登ること1時間。
馬の背という標高約900mの高台が、現在の終点。
男の子たちが、火山岩の上によじ登って、お山の大将。

青い空、荒々しい火口、溶岩でせり上がった岩峰。
これで、北海道の山巡りもひとまず終わりかあ。
子供たちの声が去っても、立ち尽くし、しみじみ眺めてる。

森のイカ飯220725下山したら、これも前回は早朝で食べられなかった森駅の「いかめし」をGET。
防波堤に腰を下ろして、駒ヶ岳を眺めながら出来たてのいかめしを頬張る。
DREAMS COME TRUE であります。
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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 06:05 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
ふところの深い山―暑寒別岳(1,491.4m)

千歳空港のレンタカー店に装備を預かっておいてもらい、
北海道200名山ツアー第2週目であります。
まずは、暑寒別岳。

暑寒荘220724本当は、北海道の尾瀬とも言われる雨竜沼湿原を経由する
内陸の雨竜町から入る長ーいコースを取りたかったけど、あいにく雨の予報。
天候の崩れが少なそうで短い、日本海側増毛町から入る暑寒コースに変更。

暑寒荘に前夜遅く到着。
北海道は、各地に無人のりっぱな小屋があり、ありがたいデス。

暑寒別岳から利尻岳220724ダケカンバなどの樹林帯の羽虫の多いことといったら!
アブの類が顔にまとわり付くので、お守りに持っていった防虫ネットが大活躍。

虫が多いということは、魚の餌も豊富ということで、暑寒別川は、今も鮭の遡上が見られるとか。

樹林帯が切れると、海の遥かに、利尻岳が。
懐かしいなあ。。

暑寒別岳滝見大20724長い尾根は、時に急登部分もあり、6合目を越えると、ハイマツ帯に入る。

滝見台から、暑寒別岳の全容をはじめて拝む。
積雪が多いため、残雪期には、あたりの崖に、多くの滝がかかるそうであります。

暑寒別岳西尾根220714ハイマツ越しに眺める、西尾根方面。
雪のある時期には、きっと迫力ある姿なんだろうな。。(心眼)

暑寒別岳お花畑2207249合目のロープの張られた急登を越えると一転、ハイマツとお花畑の山上台地。
やっとここまで来て虫もいなくなり、涼しい風も吹いて、爽やか。

最後に、ハイマツとミヤマハンノキの繁みをかき分けていると雨が降り出した。

山頂到着。
雨竜沼が、遠く雨にかすんでいる。
ふところの深い山だなあ。。
いつか、あの沼を越えて、この場所に立とう。


下山は、雨の中。山の姿なし。
後続で9名の登山客が上がってきたけれど(←この日の登山客の全数)、
利尻も暑寒別の峰々も拝めないなんて、かわいそう。
(なぜか、虫は激減してましたけどね。)

山って、瞬間瞬間が勝負。
でも、瞬間への一喜一憂も、時を大切にする心を育んでくれ、
それはそれで大事と思うのであります。

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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 05:50 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
這い松と霧と… ― 手塩岳(1,557.6m)

幌加温泉でさっぱりしてから、レンタカーのフィット君を走らせ、手塩岳ヒュッテへ。
しっかりした2階建ての小屋、1階は観光バスの団体さんが独占(トホホだね)。
上の階は、数組のパーティー。
天気が下り坂なのを心配しながら、ことんと寝る。

翌18日、小屋の屋根を打つ強い雨の音で目覚める。
小屋のベランダに出ると、白樺を激しい風が揺らしてる。

団体さんは、登山中止を即座に決定(トムラウシから1年、妥当なご判断かと)。
他のパーティーも、中止された。
単独行のぼっちとしてはどうするか。

昨年のペテガリ岳で、増水の怖さは身に染みて経験。
たぶん全山、人と会わない可能性高し。
しかも、こんな日はかえってヒグマとの遭遇率が高そう。
ただし、山の難易度は低いし、コースタイムは短い。

新道分岐220718悩んだ末、沢筋を通らない新道コースから、撤退も覚悟で、山に入ることに。
ヒグマ遭遇の恐怖は去らないものの、樹林帯は風もさえぎられる。

ダケカンバなどの深い森を行くうち、平常心が戻ってくる。
(っていうか、マヒしただけ?)


オトギリソウの登山道220718花も少なく、地味な登山道。
これで、視界が広がればまったく別の印象なんだろうけど。。

わずかに、オトギリソウの黄金色が慰めてくれる。
ケルン220718樹林帯を抜けると、雨は止み、這い松の広い斜面を霧が覆っている。
ケルンのありがたさが身をもって分かる。



ニペソツ山でのように、人に追い立てられることもなく、独りもくもく進む。
だんだん、その静けさにひたれることが、貴重に思えてくる。

手塩岳山頂220718避難小屋で一服した後、山頂を目指す。
ごろごろした岩のルート、次第に風が強まり、山頂への最後の稜線は、ジェット機に括りつけられているようなすごさ。

山頂到着!
1分と立っていられなくて、すぐさま撤退。
強い風と、這い松と、霧、そして暗い樹林帯のヒグマの恐怖が手塩岳の記憶になるんだろうけれど、
山頂に到達できた嬉しさと安堵感は、最近になく強かった。

記憶に残る山になりそうであります。

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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 05:40 | comments(0) | trackbacks(1) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
山岳美ここにあり―ニペソツ山(2,012.7m)
ニペソツ山中22071718日、お隣の200名山石狩岳から遠望してホレてしまった鋭鋒ニペソツ山にいざ!

最短の十六の沢コースでも、往復約10時間。
さすが、北海道の猛者の集まる山だけに、登山者のピッチの速いこと。
熊鈴に追い立てられるように、樹林帯をモクモク。
視界があまり効かない。花もない。

やっと、ハイマツ帯に出て、斜面をしばらく進み天狗のコルという鞍部を乗り越すと→
天狗のコルからニペソツ山220717いきなり鋭鋒ニペソツが、真正面に出現。
この登場は、圧巻。

日本の数ある名山でも、こんな心を振るわせる出会いはあまりないのでは。
チングルマ220717いったん下った、すり鉢のような窪地には、チングルマの大群落。
無数の高山蝶が、短い夏を飛びまわっている。

窪地を越え、いよいよ鋭い稜線に取り付く。
ニペソツ山220717前天狗岳を越え、アップダウンを繰り返しながら、高みをめざす。
このひたすらな感じは、北海道の山では稀有。

東側が大きく削れ、風の吹き上がる谷底を覗き込むと、残雪のお花畑と、樹林の海。

そして、とうとうたどり着いた山頂からは、大雪山系の青いパノラマと、間近に、石狩岳の稜線。
達成感あるなあ。。


石狩岳遠望220717山の美しさというのは何だろうか、ふと考える。

それは登山の楽しさということとは、また別ではないだろうか。

天空を目指して競り上がる姿、人を簡単に寄せ付けない厳しい姿、そんな祈りの心が呼び覚まされる山が美と感じられる気がする。
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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
母なる川をはぐくむ―石狩岳(1,967m)
15日夕方の便で、千歳空港に到着。
レンタカーを走らせて、21時、石狩岳登山口に到着。
誰もいない原生林の闇の中、
「月光でも簡単に張れる」という、うたい文句のムーンライト・テントがさっそく機能発揮。

シュナイダーコース220716翌、16日、熊避け鈴と、スプレーの装備で、最短・直登の「シュナイダーコース」に入る。
登山客の車も数台やってきて、少し安心。

事前情報で、ものすごい急登と聞いてたけど、中部山岳で鍛えられていれば、まあこんなかなと。

ところで、シュナイダーって、野沢温泉の難コースにその名を残す、スキーの名手ハンネス・シュナイダーかしらん。
北海道のこんな奥地まで足を伸ばしたのかな。。

ニペソツ山遠望220716などと、考えながら樹林帯を進むと、ダケカンバやナナカマドの向こうに、きりっとした鋭鋒が。
おお! あれはニペソツ山。

登攀意欲そそられまくり。


石狩の肩220716シュナイダーコースの最後は、本当に手足四本で攀じ登り。
稜線に打ち出ると、そこは「石狩の肩」。

大雪山の大景が天空の青とと響きあっている。

石狩岳お花畑220716ここから、石狩岳の本峰に取り付く。
少し、ガスが出てきた。

雪解けの花に彩られた登山道。
純白のチングルマは判るけど、黄色いのは、シナノキンバイか、チシマキンバイかな。
白いハクサンイチゲのようなのは、やはり、チシマとか、エゾとかその名に付くのだろうか。
ああ、もっと予習してくるんだったなあ。。

石狩岳斜面220716ハイマツとお花畑に彩られたおおらかな斜面が、太陽に照らされた瞬間の色、そして輝き。
生きててよかった。。
石狩岳山頂220716山頂からは、大雪山からトムラウシまで、残雪の山々が一望。

200名山なんて、ボンノウの世界から解脱したら、仙人みたいに飄々と、あの稜線の縦走をしたいもんだなあ。。

さてと、ここまでの標準コースタイム6時間のところ、4時間足らずで登れた。
ちょっと仙人気分を出して(?)、音更山(1,932m)を経由する稜線コースをたどって下山するかな。

石狩岳220716
音更山から振り返る、石狩岳。
そのどっしり地に根を下ろした姿は、北海道の母なる川、石狩川を生む山としての風格にあふれている。

それから、誰とも会わない、ヒグマとの遭遇に身構えながらの4時間あまりの下り。
そんな緊張感も、決して嫌いじゃないから困ったもの。

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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 06:05 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
屹立する岩峰群―妙義山(1,103.8m)その2
妙義山相馬岳220516鷹戻しから茨尾根を越えて相馬岳に至るまで、2時間くらいかかっているはず。
だけど、その間画像なし。時間が飛んでる。

料理番組みたいに、いきなり「はい、最高峰相馬岳山頂に着きました」って画像デス。
金洞山がもう別の山塊のように遠い。
妙義山天狗岩220516最高峰に立ったからって、白雲山の岩峰はまだまだこれから。
天狗岳のスパッと切れた迫力の断崖に、そそられまくり。



妙義山鎖場220516

天狗岳のキレット「30mの滑り台状の鎖場」。
トップで先が分からないまま鎖に頼り切って、足場を探すのは、けっこうきつかった。

妙義山奥の院への鎖場220516最後の難所、奥の院へ降り立つ3連30mの岩場。
横の杉は細そうに見えるけど、実は結構な巨木。
やっと、人の道らしいところに出て、娑婆に戻ってきた感じ。

大文字岩峰や、杉の古木を眺めながらのフィナーレ。
じわじわと、完登の喜びがしみてくる。

妙義神社仁王門220516妙義神社境内に入り込み、立派な銅の鳥居をくぐると、次は丹塗りの門。
振り返ると、そこに仁王さまがいた!

完璧な神仏習合の姿。
妙義山、最後まで、味わい深かったデス。


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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
屹立する岩峰群―妙義山(1,103.8m)その1
 軽井沢から群馬県に入り、初めてその山を見た時の衝撃は、忘れられない。
水墨画に描かれたような岩峰が、いきなり目の前に屹立。
現実に日本にそんな景色があるとは思っていなかった。

それから何十年、いつながめても、その山は別格。
日本200名山でなければ、登ろうなんておこがましくて、考えもしなかったはず。

昨年、思い切ってザイルやヘルメットをそろえ計画するも雨で断念。
傘をさしながら、おそるおそる下見したら、荒々しい岩肌に行く手をさえぎられ、気持ちは萎え、畏敬の念ばかりふくらんだ。

でも! いつかは行かねばの日本200名山。
5月連休明けのベストシーズンに同じメンバーでリベンジ。

金洞山220516登山口の中之嶽神社から見上げる岩峰群。
妙義山は、大きく、西側の金洞山、西側の白雲山と分かれる。
金洞山側から、その間の最低鞍部に落ち込む断崖が「鷹戻し」。
鷹も通わぬという、難所になっている。

金洞山看板220516中之嶽神社から石門めぐりの周遊道を分けるあたりまでは一般道。
そこから、「危険」「注意」の看板がしつこいくらい、何回も登場、この先は別の世界だと厳しく戒めている。



Hさん220516岩峰群で構成される最初のピークが、中之嶽。
最初の30mの鎖場の洗礼。

念のため、ザイルを出し、4人で登頂。
1600いくつ目かのピークに立った最高齢のHさんは、ここで引き返し。

ザイルでピーク下まで降り、手を振っておられる姿、見えるでしょうか。(矢印の先デス)
東岳から鷹戻し220516鎖場をいくつか経て金洞山の最高所東岳(1,094m)に。

いよいよ、手前の岩峰の向こうが鷹戻し。

白雲山が、なんだか別の遠い山のように見えてきた。
鷹戻しトラバース220516鷹戻しの最初は断崖のトラバース。
鎖は付いているけど、足元が切れ込んで心理的難易度が高い。

天気が良くなくちゃ進めないね。
鷹戻し下り220516それから一気に、50mの息をつく間もない垂直降下。
「登りだったら体力持たねぇな。」とKさん。

鷹戻しから浅間山220516鞍部に降り立ちほっと一息。まだ脚が笑ってる。
鷹戻しの断崖の向こうに、新緑の海。
そして、はるかに浅間山の噴煙。
ここまで来ないと見られない景色。

(その2に続く。)






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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 05:39 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
北アルプスの秘峰―毛勝山(2,414.4m)
日本200名山には、登山道がない山がいくつか。
桜島大沼駒ヶ岳のように、活火山でピークに寄り付けない山、
笈ヶ岳や毛勝山のように、夏には厳しいブッシュに覆われた山。
でも、そんな近寄りがたい山ほど、憧れが強くなってしまう。

毛勝山は、立山室堂から奥大日岳に登った時、真北にどっしり根を下ろした姿を遠望し、
それ以来、北アルプスでは希少な残雪期しか登れないこの秘峰へのチャレンジの機会を、
ずっとねらっていた。
片貝山荘220504そして、やっと!
今年のゴールデンウィーク、機会がめぐってきた。

メンバーは、毛勝は3度目というSさん、ネパール遠征帰りのKさん、それにぼっちの山の会の健脚組Nさん、Konちゃんという、最強メンバー。

長丁場に備え、前日3日、昔は電力会社の寮だったという片貝山荘に宿泊。
本当は、ここまで車が入るそうだけど、手前2時間のキャンプ場で通行止め、日没ぎりぎりに滑り込み。

毛勝山への登高220504翌4日、4時45分標高約700mの山荘を出発。
標高差1,700mあまりの毛勝谷を詰めていく。

堰堤を渡ったあたりから、雪道となり、雪崩のデブリや、落石の中を慎重に前進。
やや高めの気温が気にかかる。

大明神沢との分岐を越えたあたりから、山頂に向けた雪渓の全容が現れる。
このあたりから、急登となり、アイゼンを装着。


最後の登高220504稜線が近くなるほど斜度は増し、おまけにザラメ雪が凍結してアイゼンでも確保が難しい。
ストックからピッケルに持ち替え。

あと1ピッチかと思った区間に、1時間半もかかってしまう。
毛勝山山頂220504苦しい登りから、何とか稜線によじ登ると、あっけないほど間近に、毛勝の山頂が。

黄砂の影響で剣岳や奥大日岳が霞んで見えないのは残念。
でも、8時間あまりの登高の時間がずっしりとした充実感をもたらしてくれる。
尻セード220504登りの所要時間だと下界まで戻れるか心配。
しかし、若干ルートを変えたら、雪がやわらかく、さくさく下降可能。
そして、途中からは、「尻セード」に切り替え、標高差3〜400mを10数分で一気に降りてしまう。
なんとも爽快。

片貝山荘を経由し、18時半に車止めゲートに到着。
いやあ、実に長くて充実の一日。

今度また剣岳の雄姿を見に、単独行で再訪したいな。
なんて長丁場を降りてすぐ考え始めてしまう、孤高の秀峰でありました。
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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 00:32 | comments(2) | trackbacks(2) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
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