ブログ日本200名山

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獣の匂いと秋の風―鷲ヶ岳(1,672m)

REGAハウス21110711月7日、8日の週末は、人生の先輩にして小屋仲間、YさんのREGAハウスをベースに奥美濃の山めぐり。

7日は、REGAハウスから歩いていける日本300名山鷲ヶ岳へ。

大日岳211107Yさんが途中まで下見しておいてくださったのは、地元民ルート。
「鷲ヶ岳スキー場」のゲレンデのトップまで登って、隣の「ホワイトピアたかす」のゲレンデを横切り笹原を抜けるコース。

下の白いカーブのところ、人口雪でもう滑ってる人がいる。
向かいは、日本200名山大日岳。
その右に白山が連なっている。



カモシカの足跡211107ゲレンデ内には、いくつもの獣の足跡。
これは、日本カモシカ。

笹の中に入ると、獣の匂いはさらに濃く、動線を残すように、帯になってあちこち残っている。

ツキノワグマの新しいフンもあり、どきどき。
鷲ヶ岳211107途中の展望スポット、一服平(1,450m)から眺める鷲ヶ岳。

今から860年ほど前、都から遣わされた藤原頼保が、このあたりで鷲を捕らえたことが山名の由来となったそうな。

しばらく進んで、山頂直下へ。
と、ここで、できたばかりの林道に出てしまう。
伐採された林、削られた斜面。
山頂まで、階段が付けられ、おまけに!砂利まで敷かれてる。
こういうありさまを目にすると、人間の愚かな部分がよく分かるなあ。。

まあ、文句いうだけ、山がかわいそう。
笹原の濃い獣の匂いと、小春日和の秋の風を、この山の記憶としておこう。

| 管理人 ぼっち | 日本300名山 | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
「岳」でも「山」でもない ― 山伏(ヤンブシ)
静岡市を流れる、安倍川。
その源流部の山々を、静岡の岳人は「安部奥」というらしい。
最高峰は、日本300名山「山伏(やんぶし)」(2,013.7m)。
山伏岳でも山伏山でもないのは どうして?

今回は、難峰大無間山の前哨戦として、最短の大笹峠からのコースを選択。
東北に引き続き、相棒はYさん。

大笹峠への登り口は、大井川最上流の村、井川。
静岡市街地から山道をうねうね2時間あまりの山里なのに、静岡市葵区。
ここが政令指定都市なのは どうして?
静岡市が井川ダムの税収を当て込んで合併したそうであります(Yさん談)。

それにしても不思議に、歴史の香りがする落ち着いたたたずまい。
こんな、大井川の最上流が早くから開けたのは どうして?

小河内という斜面に石積みして作られた集落を越え、峠を目指し、林道井川雨畑線をうねうね。
 雨畑は、山梨県早川町の県境の集落らしい。
すると井川を開いた人は、山を越えてやって来た甲斐の人かも。
その尖兵となったのは、山伏や、金山を探す山師だったのかなあ。
ああ、疑問ばっかり。もうちょっと勉強してくるんだった。反省。。

山伏登山道2110103連休中も、本州直撃の台風の後の道直しをしてくれるショベルカーに感謝しながら、大笹峠に到着。

少し雨がぱらついたので、合羽を着て、熊鈴だけ持って、よく踏まれた登山道に。
コメツガなどの針葉樹の間に、紅葉が始まってる。

山伏山頂21101020分で山頂到着。

笹原が開け、天気がよければ富士山も見えるらしい。
ここは心眼。。

一等三角点の傍に立つ山名の標識、
「山伏岳」の「岳」の字が、ご丁寧に削り取られておりました。

追記
下山して調べたら、 「大井川の小河内川から雨畑川へ越える峠を山伏峠と云い、土地の人はこの辺一帯を総称してヤンブシと呼んでいる。」そうであります。
(マウンテンガイドブックシリーズ23『安倍川流域の山と谷』 石間信夫著 朋文堂 1959年)

石間信夫氏は、安部奥を愛した静岡の岳人で、80歳で亡くなるまでに、4000日を費やし、2646回の山行で1621峰を登ったそう。
「樹林の山旅」で奥美濃の山々を紹介した森本次男氏のように、
各山域には、主とも先達ともいうべき岳人がいたんだなあ。。

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| 管理人 ぼっち | 日本300名山 | 17:25 | comments(2) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
南九州山めぐり(その4)―高隈山の照葉樹林を行く
鹿児島県には、桜島のある錦江湾を抱くように東に大隅半島、西に薩摩半島がある。
11日は、その大隅半島の背骨にあたる日本300名山高隈山へ。

実は、霧島連峰に「霧島」という山がないように、高隈山にも「高隈山」って山はない。
最高峰の大篦柄岳(オオノガラダケ:1,237m)、小篦柄岳、妻岳、御岳、平岳、横岳そして白山と続く連山を総称したもの。
江戸時代には山岳信仰の場として、旧暦の3月4月頃、七岳参詣が行われたという。
椿の登山道210411
垂水市の垂桜という集落の奥に続く林道から山に入る。
杉林を抜けると、照葉樹林の濃い緑に包まれる。さすが南の山だね。
ウラジロカシ、スダジイ、アオキ… そして足もとを覆うシダたち。
ウグイスの声がしきり。
火山じゃない山は、歩く者にやさしい。

稜線に上るまでは急登の連続。
椿が多くあって、登山道は赤い落花をたどっていくよう。

岩場で視界が開け、桜島の噴煙が。
海の青がぼんやり淡く、薩摩半島が見えないのは火山灰のせいかも。



杖捨祠210411急登が果てたあたり、杖捨祠という古い石の祠の前に、突き立てられた幾本もの杖。
ここからは笹の稜線道。シキミがクリーム色の花をつけている。

大箆柄岳山頂に到着。三角点にタッチし、Yさんと握手。


妻岳と平岳210411頂きは、視界が西に東に開け、七岳の連なりを見渡すことができる。
ここには祠もないけれど、かつては突き出した岩で、修験者が逆さ吊りの修行なんかをしたのかな…
なんて、春の光の下、のんびり想像。

さてさて、先にすすみますか。

大箆柄岳210411稜線から東に外れた小箆柄岳(1,149m)。
まあ、立ち寄らなくてもいいかなと、進みかけたら、「行っておこうか。」とYさん。
藪漕ぎしながら、山頂到着。ここにも小さな石の祠。

稜線から外れているだけに、大箆柄岳の全容が眺められた。
Yさんの一言のおかげデス。


全山縦走には10時間あまりかかるので、今回は、妻岳手前のスマン峠から猿ヶ城に下山。
そういえば、高隈山は、ブナの南限地だって聞いてきたけれど、目に入らず心残り。
ブナ林のような生え方じゃなくて、照葉樹林に紛れ込むような生え方だったのかな。
まだまだ足りないぞ観察力。
ウラジロの芽吹き210411
林道に降り立ち、ダム取水口のところから、再度山道をたどり、垂桜の登山道を目指す。このあたりからルートが明確じゃなくなる。
行ったり戻ったり、心細くなりながら、何とかYさんとテープを探し探したどっていくうち、ぽんとレンタカーを停めた駐車場に出る。ふう。
そういえば、山中では登山者にまったく出くわさなかった。

終わっちゃえば、藪漕ぎも、ルートファインディングも味わい深い。
そして何より、同行者のありがたみを感じましたデス。

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| 管理人 ぼっち | 日本300名山 | 09:11 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
道南の山巡り ― ニセコアンヌプリ
25日、3時半起床。
駅の待合室を利用した食堂で、もそもそドーナツの朝食を済ませ出発。
宿のご主人、Aさん、得がたい思い出をありがとうございました。

倶知安からニセコアンヌプリの登山口、五色温泉へ向かう道路は、朝靄の中。
五色温泉のキャンプ場から、登山開始。
ウコンウツギ190625
よく踏まれた登山道の周りには、黄色が鮮やかなウツギ。ウコンウツギというらしい。
北の山じゃないと見ない花だな。
標高千mを越えれば、もうハイマツ帯。


ニセコアンヌプリ190625
ひたすらの登り、わりとお気楽に山頂到着。

山頂は、朝霧に包まれ視界がきかない。
地図で見れば、すぐ東に日本100名山の後方羊蹄山が裾野を引いているはず。
残念。

しかたがないので、山頂まわりを探索。
避難小屋の脇にチシマフウロの群落。

ニセコ観測所跡190625
避難小屋の裏手に「ニセコ観測所跡」の石碑を発見。
背面に回ると、「昭和十七年より終戦までここで北大中谷宇吉郎教授の指導の下に航空機の着氷防止の研究が遂行された。 昭和39年6月 研究協力者一同」という銘文が読める。
展望が最高(なはず)の山は、戦争遺跡でもあるんだ。

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| 管理人 ぼっち | 日本300名山 | 21:19 | comments(0) | trackbacks(6) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
道南の山巡り ― 海に落ちる稜線 狩場山
レンタカーをがんがん走らせて、狩場山をめざす。
iPodの音楽をFM放送に飛ばして聴くアダプターは旅の必需品。
今回のBGMは、「Metheny Mehldau」「QUARTET」「聖地への旅」

通り過ぎる北海道の地名たち。
ものの本によると、北海道の地名には、大きく分けて、3種類あるよう。
.▲ぅ霧譴亡岨を当てたもの、江戸時代以前の倭人の名付けたもの、L声0聞澆粒拓者が名付けたもの。
には、「共栄」「国富」といった当時の理想をあらわしたものと、「新十津川町」のように、集団入植者の出身地の名をつけたものがあるとか。
走りすぎる土地の名を追うと、川や山には,多く、海沿いには△多く、内陸の町や村にはが多いみたい。

函館から200キロあまり、ソーランラインという海岸沿いの道を、島牧という村で内陸に入り、さらに10数キロ、賀老高原キャンプ場奥にある狩場山への登山口に到着。ふう。
いやはや、よく来たもんだ。

単独行でヒグマはごめんなので、熊よけ鈴を2つ付け、腰にはホルダーに納めた熊よけカラシスプレー。
備えがあると、単独行でも結構腹が据わる。

フギレオオバキスミレ190624
ダケカンバの大木の間の登山道は、標高1,150mくらいのあたりからハイマツが。
本州では見ない大きな葉を持つ黄色のスミレは、フギレオオバキスミレというらしい。


狩場山山頂190624
標高を稼ぎ、視界が開けると、眼下には雲の海。
日本海は雲の下になっているらしい。
今までに登った山では、白神岳に似ていなくもない。
しかし長々と伸びた稜線がこれほどダイレクトに海へ流れ込む風景は見たことがない。


狩場山小沼190624
雪田をいくつか越えるとなだらかな山頂が見えてくる。
イワイチョウの緑に埋もれた原に「親沼」という沼が。
「子沼」ってのもあるのかな、なんて7〜8分も進んだろうか、本当にあった。
それにしても、小さい。バスタブより狭いくらい。
ところが、水をのぞくと、蛙の卵がいっぱい。
こんな小さな沼に長い年月命をつなげてきた生き物もいるんだなあ。



山頂には、意外なことに本州と同じように赤い鳥居が。
北海道には、山岳宗教は関係ないと思っていたけれど、狩場山という名前からすれば、きっと明治以前から、松前藩の息がかかっていた山なんでしょう。
焼き鳥弁当狩場山190624 >
山頂で、函館で買っておいた焼き鳥弁当(小)399円を開く。
でっかい景色を見下ろしながらだと、とってもごちそう。


賀
同じ道を下山、ついでに登山口に近い日本百名滝「賀老の滝」に立ち寄る。
断崖を圧倒的な水量で落ち、北海道屈指の迫力。
ついでに、狩場山を西に流れる須築川は、「日本百名谷」のひとつで相当手ごわいらしい。

それに比べ、狩場山だけ300名山と格落ちなのは、ちょっと理不尽。
多分、手付かずの自然というものに対する価値が、以前はそれほど高くなかったのかも。

海に落ちる稜線の見事さ、自然の豊かさ、ぼっちにとっては、はるばる北海道に来た甲斐があったと思える、名山でした。

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| 管理人 ぼっち | 日本300名山 | 22:55 | comments(0) | trackbacks(2) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
「難しい山」 ― 猿ヶ馬場山(1,875m)
日本300名山の猿ヶ馬場山は、「難しい山」として知られている。
「日本300名山ガイド(新ハイキング社)」の、上級向き(★★★)とされる山15座にも入っている。

ぼっちが思うに、「難しい山」には、3つの区分があるんじゃないかな。
第1:岩峰で、登攀技術がいる山…剣岳、鋸岳など
第2:大きな山塊で、リスクに独力で対応が求められる山…幌尻岳、カムイエクウチカウシ山など
第3:ルートが開かれていない山…毛勝山、笈ヶ岳など
猿ヶ馬場山は、薮山で、山スキーか、残雪期しか登山は困難なので、第3の「難しい山」。

その「難しい山」登山にあたっては、連休前半、山の先輩がたが途中まで偵察してくださった(Koさん、Saさん偵察行ありがとうございました。)。
そしてYaさん、Suさん、Hoさんと、足のそろった4名で、万全の体制。白川郷190504

早朝6時、登山口になる、白川郷荻町に到着。
世界遺産になり、高速道路までできちゃった合掌造りの里も、早朝はかつてのたたずまい。
「どぶろく祭」で有名な荻町神社の脇の林道に入っていくと、そこはもう静かな里山。
山菜採りの軽トラックが追い越していった。


約2時間は、地図に載っていない、宮谷沿いの林道歩き。木々は芽吹き始め、足元にはフキノトウの行列。

砂防提の下を渡渉すると、残雪の登りが始まる。雪解け水の流れる古いわさび田が、残ってた。
ダケカンバ190504登るにつれて、伐採後の2次林が立派なブナ林に変わり、ダケカンバも混じってくる。
稜線に出ると、白山が木の間に白い。

帰雲山にたどり着く頃には、樹は太く、そしてまばらになり、腕を宙に大きく自由に広げている。
いよいよ里山ではない領域に足を踏み入れたんだな。
ふた抱えもある木の幹には、縦に深い傷。寒さのあまり樹が裂ける「凍裂」という現象らしい。


なだらかな稜線は、いつしかシラビソの林に変わっていく。
空が広くなり、くっきりと切り取られた山々のスカイライン。
白山(百名山:下の画像)、三方岩岳(300名山)、笈ヶ岳(200名山)、大笠山(300名山)、大門山(300名山)、人形山(300名山)、金剛堂山(200名山)、白木峰(300名山)…
大都市から遠いから、白山をのぞき、あまりポピュラーじゃないけれど、ぜいたくこの上ないパノラマ。
白山190504
笈ヶ岳と大笠山190504
特に、昨年のちょうど今頃、ザイルを背負って登った笈ヶ岳の姿は、格別。
生きててよかった。。

(向かって左の黒っぽいのが笈ヶ岳(1,841.4m)、右は大笠山(1,821.8m)。)


猿ヶ馬場山頂190504
猿ヶ馬場山頂に到着。「難しい山」ほど達成感はひとしお。
実は山の猛者でもいらっしゃるYaさんの奥さま手作りのアンパンうまかったです。

登山口の白川郷が、世界遺産になり、どんどん変わっているから、この猿ヶ馬場山に登山道が開かれ、「難しい山」から「普通の山」になる日も案外遠くないのかもしれない。

一期一会のパノラマ、心に焼き付けた。


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| 管理人 ぼっち | 日本300名山 | 09:26 | comments(0) | trackbacks(1) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
秋の山の楽しさ ― 冠山(1,256.6m)
10月21日、土曜日、快晴。
山の会の新しい仲間を迎えて、みんなで日帰り登山。

こんな時は、お気楽で、見晴らしのいい山がいい。
で、奥美濃の冠山へ。
↑おや、冠山は、去年の秋にも行ったのでは?

ま、いいじゃないですか。登山口の岐阜県・福井県境の冠山峠まで車が入るので、山頂まで約1時間半とお手軽だし、ブナの原生林もあるし、山頂は岩稜が立派で、見晴らしはいいし、途中の徳山ダムでは、とうとう湛水も始まったようだし。
鍋を持って181021
歩く時間が短いとなると、がぜん昼飯に凝りたくなるメンバーたち。
Tさんの、ザックに付けたアルマイトの大鍋が、熊よけ鈴代わりに、カランカラン。


ブナや楓の紅葉の快適な道。
先日の池口岳は、男性の単独行が多かったけれど、ここは、小学生くらいの子供が目立つ。
父さん、母さんと一緒だったり、じいちゃん、ばあちゃんと一緒だったり。
初めての山登りだろうか、運動靴が光ってる。
冠山最後の登り181021
約1時間で冠平。ここから、山頂は、しばらく岩登り。
子供たちには、大変な場所だ。
野球帽の下の瞳が、初めての冒険にきらきらしてる。
父さんや、じいちゃん、いいとこ見せてるぞ。


我々も、初心者の仲間に落石注意、なんて言いながら山頂へ。
粉っぽいような秋の日差しが柔らかい。

東に能郷白山、西に金草山、釈迦嶺や笹ヶ峰などいぶし銀の奥美濃の山たち。
遠い山ばかりじゃなくて、もっと奥美濃の山に行きたいんだけれどなあ。。
冠平キムチ鍋181021
冠平まで降りて、昼食はキムチ鍋、韓国海苔の握り飯に唐揚。
ビールなしがちょっと残念。
リュックが軽くなった分、胃袋が重い。


冠山登山道181021
たまには、こんなゆるい登山もいいなあ。
もうすぐやってくる厳しい季節の前に命の洗濯をした秋の佳日でした。
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| 管理人 ぼっち | 日本300名山 | 23:22 | comments(0) | trackbacks(3) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
冠山(1,256.6m)―旅立つ秋に
昨日はカヌーもしたし、今日日曜はおとなしくしていようと思ったけれど、澄みきった朝日に、山に行ってしまう。 うぅ、ほとんど中毒。。

で、こんな日のため大切にストックしてあった山が、冠山。奥美濃のおだやかな山の重なりの中に、逆「へ」の字に岩の肩をいからせるりりしい山姿が遠くからもよく目立つ。

登山口になる冠山峠に向かう途中には、徳山ダムが30年に及ぶ開発論争の果てにほぼ完成した姿を見せ、立派な取り付け道路を谷底に下り、久しぶりに徳山の廃村に入りました。
ダムに沈む村というロマンチックな響きから、旧徳山村には多くの人が訪れるのだけれど、その実は「どうせダムに沈むんだから持っていけるものは全部持って行け」とばかりに奪われ続けた実態を奥美濃の山を訪れるたび目にしてきました。それでも古里は律儀に四季の恵みを見せてくれ続けたのだけれど、今回はあちこちが工事現場・資材置き場と化して、村の命は本当に終わった感じ。もうこうなれば、早く水の底で休んでほしいと思えたりして、胸が痛みました。

そんな村を越え、冠山峠に10:55着。迫ってくる霧氷をまとった冠山は、白い花ざかりのよう。
 
峠から山頂までは約1時間、ずっと朝の澄んだ光がとどまって、旅立つ秋の後ろ姿を見た思いをしました。
静かな山頂からは、200名山のひとつ能郷白山が雪を薄くまとう大きな塊となって迫り、霊峰白山は遠い雪雲の中。久しぶりの奥美濃の山でしたが、また、これからは、親しく通いたいなあ。

冠山171120

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ダイヤモンドトレイルを葛城山(959.2m)へ
二上山の鞍部から、「ダイヤモンドトレイル」と呼ばれる縦走路に入りました。

ダイヤモンド・トレイルは、「昭和44年より大阪府と奈良県共同で、大都市住民に残された自然を保護しつつ、自然に親しむ戸外のレクリェーションの場を提供するため整備したもので、区間 二上山北の屯鶴峯から槙尾山までの約45Km、主要経過地 二上山・平石峠・大和葛城山・水越峠・金剛山・行者杉・紀見峠・岩湧山。略称ダイトレ」なんだそうであります。すごく有名なトレッキングコースらしいけれど、関西人じゃないもので知らなかった!

道は稜線や尾根を行くのではなくほぼ同じ標高で幅広の歩道が切られ、山頂はまっすぐな階段、峠に下りるときは下り階段というシンプルな構成。そこを人が黙々歩いて行く。

自慢じゃないけれど、ぼっちもそんなに足が遅い方ではないと思っていたのに、このコースではどんどん抜かれてしまう。さすがせっかちな関西人のホームグラウンドだから??
なんて思いながら岩橋山を経て葛城山へ。途中は植林したまま間伐されない暗い単調な杉林。杉花粉を撒き散らすだけの悲しすぎる林。。

薄の原に空が開け、10:42葛城山着。
「お疲れさまア」の声。ゴールの張り紙。某山岳団体がやっているダイトレを何分で完歩できるかの恒例の行事だったのでした。
なるほど。皆、競争するように歩いていたんじゃなくて、競争していたんですね。後で知ったのだけれど、ダイトレは国体とか競技用のコースらしい。

山の歩き方は好き好きなのだろうけれど、ぼっちはこういうの勘弁してほしいです。せっかく歴史の深い場所なのに、時間の襞を顧みずに作られたまっすぐな道は好きになれないなあ。(グチグチ)

葛城山から金剛山20051030
| 管理人 ぼっち | 日本300名山 | 00:49 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
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