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斜里岳殺人未遂事件
単独行か、パーティーかについて前回書きましたが、ぼっちにとって最近多い「百名山・パッケージツアー」については、全く別物だと思っています。そこに自己責任というものがないからです。

昨年7月実際に体験したことです。このことを思い出すと今も怒りがこみ上げます。

仲間7名と北海道山行で、斜里岳に向かいました。ぼっちは2度目で、1回目が大雨だったので再チャレンジでした。前夜は登山口の清岳荘泊。翌朝外へ出ると、重い雨粒がぱらぱら落ちていました。合羽を着込んで、往路は稜線沿いを行く新道で、熊見峠を経由して山頂に立ちました。

下山にかかるころには、相当ひどい降りになってきました。天候の崩れがひどいので、下山は少しでも短い沢沿いの旧道コースを取りました。

程なく、登ってきたのが「百名山・パッケージツアー」のご一行でした。先頭に旅行社の雇われガイド。その後約40名!狭い沢道で「登り優先」を錦の御旗にだらだらと通過していくのです。先頭あたりのご婦人のおっしゃるには「沢の水が増水しかけていますからこの道は通らないほうがいいですよ。」どうも自分の判断というよりはガイドの受け売りという感じ。

10分ほど待ったでしょうか、全然果てそうにもないので、少しずつ下山にかかりましたが、そんなわけで僕たちのパーティーもばらばらにならざるを得なくなりました。行列に続くのが精一杯という人たちがだんだん多くなり,最後尾のガイドとすれ違ったのは、それから15分近く後のことでした。

やっと、パーティーの先頭のメンバーと合流すると、単独行の男性を介抱しているのでした。先ほどのガイドが言い残していったそうです。「今、その先で滑落した人があったようですから連絡などよろしく!」

男性は相当な距離を滑落したらしく、外傷こそほとんどなかったもののショックで腰も立たず、服もずぶ濡れでしたので、予備の合羽など着せてあげた後、先発隊が下山して救援を求め、僕ら3名は残って、付き添いました。

男性はタバコを吸いたいというので火をつけてあげました。やっと一息ついた男性の話によると、「パッケージツアーご一行様」がやって来たので、沢の岩の方に道を開けていたそうです。ところがあまりに行列が長いので、移動しようとして滑り、約5m程滑落したとのこと。

そんな事情があるなら、ガイドは放っておくわけにはいかないはず。しかし、あの団体さんを見たら、ガイドが目を放したら、団体さんの中からも事故者が出るでしょう。

それにしても!怒れたのは、あのご婦人は行き過ぎる人皆に旧道は危ないと言ったのでしょうか。我々より後にこのコースを通る人は誰もいなかったのです。

なかなか救援は来ないし、水かさは増すしで、一応と、携帯電話を取り出してみたら、何とアンテナが立っていた!
そこで、あちこち電話を掛けた結果、北見警察に連絡が取れ、レスキュー隊が来てくれることになりました。良かった!

清岳荘まで降りてみるとパトカーなんかが来ていました。斜里岳では事故は稀らしく、皆さん緊張しておられました。

斜里岳の事故


後日談になりますが、合羽とお礼状が届き、男の人は背骨が損傷していて、3ヶ月の入院だったとのことでした。僕たちが通らなかったらどうなっていたのでしょうか。

誰にも、殺意があったわけでもないけれど、「頭がない」状態だったわけで、それ以来、「あの人たち」を、登山者と見ることができません。
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