ブログ日本200名山

のんびり+しっかり 山と付き合うブログ
<< 登山基地 朝日屋 | main | 「岳」でも「山」でもない ― 山伏(ヤンブシ) >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
幻の巨大魚伝説 ― 以東岳(1,771m)
以東岳(1,771m)は、朝日連峰北部きっての重鎮。
北からの縦走では、はじめて重畳する朝日の峰々を目の当たりにし、
南からの縦走では、最後に連山を振り返る、重要な山であります。
 
もうひとつこの山を特徴づけ、有名にしているのは、山頂直下にある大鳥池。
古くから女人禁制とされ、タキタロウという巨大魚が棲むという伝説のある神秘の湖。
ぼっちにとっては、釣り漫画の傑作「釣りキチ三平」の、「O池の滝太郎 幻の魚争奪戦」の舞台として、永年あこがれていた場所であります。

23日は朝から雨。
ペテガリ岳の大雨体験がトラウマになってるぼっちは、腰が引け気味。
当然って感じで雨合羽を着て準備されるYさんに引っ張られるように
しっかり踏まれた大鳥川沿いのルートたどり始め、やっと登山モードに。

吊橋を2度渡ると、川から離れ、登りに差し掛かる。
ブナや栃の大木の間を縫う登山道はゆったりして、歩荷道の風情。
ジグザグの道が果てる頃、木の間越しに鈍い銀の水面。
ああ、夢に見た大鳥池だ。

池畔のタキタロウ山荘をのぞくと、銀髪の管理人さん。
5連休働かれて、今日は下山の予定とか。
「明日は晴れるだろうから、山頂の以東小屋に泊まられたら」とおっしゃる。
晴れればそりゃ、素敵だろうなあ。
でも明日は長い帰り道。寝袋なんかをデポさせてもらい、身軽になって山頂を目指す。

大鳥池210923登りは、大鳥池からの直登コース。
取り付きまでが、急登で、稜線に出ると、花崗岩のルートが雨に洗われ深くえぐれている。
黄色くなった斜面の霧がほどけ、振り返ると、眼下に鳥が羽を広げたような大鳥池が。

今ひと登りと、がんばって、以東小屋に。
確かに、山頂直下なので、晴れれば壮大な夜明けが眺められそう。


大きくて古風な一等三角点にタッチ、Yさんと4度目の握手。
もし、単独行なら、今日この場所に立つことはなかったかも。
同行者はありがたいなあ。

以東岳全容210923下山は、大鳥池を囲むような東側の稜線コース。
こちらは、メインの銃走路なので、さすがに手入れがいい。
しかも、次第に雲が上がって、以東岳の全容が。
紅葉も、今がピーク。一番いい時に来たみたい。

タキタロウ小屋21092314時45分タキタロウ小屋に帰着。
無人となった大きな小屋に二人きりかなと少し心細くなっていたら、
魚釣りの、元気な三人組がやって来た。

大鳥池210924翌25日の朝は、静かに晴れ上がった。
湖水は、以東岳の影を映し鏡のよう。
幻の魚が棲むにふさわしい、大きさ、山深さ。

湖畔に今しばらく立ち尽くして、山頂を朝日が染めるのを見守りたいけれど、長い旅路が残っている。
5時50分、熊鈴を鳴らしながら、Yさんとまた歩荷道を降りていく。



<登山記録:「日本200名山資料室」へ>←クリック!
| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 23:39 | - | - | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!









http://200meizan.jugem.jp/trackback/388
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
+ LINKS
+ SELECTED ENTRIES