ブログ日本200名山

のんびり+しっかり 山と付き合うブログ
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
笈ヶ岳 (1,841.4m) に行ってきました
ぼっちです。

日本200名山資料室に 「笈ヶ岳登山記録」(←クリックしてください)をアップしました。

ふう。。やはり骨の有る山でした。

詳しくは明日ご報告しますね。

笈ヶ岳180430
| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
山らしい山 ― 笈ヶ岳(1,841.4m)
日本200名山の中でも、なかなか行けない山の代表選手、石川・岐阜・富山県境の笈ヶ岳に行ってきました。
一昨年の同じ時期、すぐ北にある大笠山(日本300名山)から眺めて、白山に負けない雪をまとった風格ある姿に、ぜひとも、と機会をねらっていた憧れの山。
標高は1,841mに過ぎないけれど、山は深く、谷は急峻で、夏は藪に覆われ、冬は深い雪に閉ざされ登山道がない。その厳しさが逆に憧れをそそるんですよね。

残雪のゴールデンウィークがベストシーズンということで、山の会の脚の揃ったメンバー5名で万を持してチャレンジ。

4月29日(土)は、登山口にあたる白山自然保護センターまで入ればいいということで、なかなか訪れる機会のない福井市見物を兼ねて買出し。魚とか豆腐とか食材が豊富な土地柄で目移り。

九頭竜川に沿って国道416号線を遡ると、田植え前の水の張られた田に新緑がまぶしい。途中勝山市にある平泉寺白山神社に立ち寄りました。白山を開いた泰澄によって創建された古い社で、白山信仰の越前の拠点だったそう。京都の苔寺と並び称される苔むす境内に憧れていたけれど、まだ雪が解けたばかりで、青々という感じじゃなかった。梅雨時などはいいんでしょう。

なんて、のんびりしながら国道517号線を北上、360号線に入り、登山口となる白山自然保護センターまで車で入り、日が暮れる前にテントを張ろうと思っていたら、途中の白山一里野温泉の先のゲートで通行止め。1時間歩かなくてはならないらしい。こんなはずじゃなかった(ToT)

テントの入った古いキスリングに自分のザックを縛りつけ、とぼとぼ夕暮れの車道を行く。対岸の山肌を轟音を立てて雪と岩が崩れていくのを目の当たりにし、ひやひや。
こちらの車道にも岩があちこち落ちていて、慎重に進む。

やっとたどり着いた白山自然保護センターには人影なし。センターの軒下をお借りしてテントを設営。
持ってきた炭で、福井で買った茹で蟹や魚を焼く。うまかったんだけど、重かったんだよな、こいつが。。

星の夜。明日の長丁場に備え、20時に良い子で寝ました。(続く)
| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
山らしい山 ― 笈ヶ岳(1841.4m)  その2
4月30日(日) 早朝2:25起床。星の空に川の音。
手早く定番玉子雑炊で腹ごしらえし、3:15白山自然保護センターを出発。ライトを頼りに取り付き点となる野猿公園までの遊歩道をたどる。

ところが、大雪のせいか遊歩道はずたずた。一つ目のトンネルを越えたところで通行禁止のロープ。それを乗り越ししばらく沢に沿っていくと闇の中道が消えている。多分沢を渡渉するのだろうけれど、向こう岸の様子がつかめない。昨日下見をしておけば(反省)。おまけに雨までぱらつく。

4:45頃やっと夜が白みだし、雨も止んで、対岸に傾いた立て札を発見、スノーブリッジを渡り、何とか遊歩道らしいルートをたどることができた。
5:15野猿公園に到着。先発のパーティーが休憩所の軒下でテントを撤収中。

休憩所からスノーブリッジで沢を渡る。ここからがジライ谷。
雪が多いせいもあるんだろうけれど、本ルート中、谷から尾根への取り付き点が一番分かりにくかったし勘どころだと思う。赤い布が枝に下げられているのを慎重に確認し、尾根に取り付けば、後はそれなりに赤い布やトラロープが取り付けられているので、ルートをたどることができた。

取り付きから1,271mのポイントまでは、木の根やトラロープにすがりながらの急登。カタクリ岩ウチワなんかが花盛りだけど、目の隅っこでちょっと見るのが精一杯。

1,271mポイントからは残雪がしっかりある。細い稜線をたどったり、残雪を踏みしめたりの厳しい登りが続く。しかし尾根には立派なブナが、ゆったり腕を広げ、南には白山の連山が。
白山は遠望すると、女性的で控えめな山に見えるけれど、真正面に向かい合うと山頂の白さは異様なほど際だち、その大きさに驚いてしまう。

いったん中だるみした稜線は、冬瓜山(かもうりやま)へ直登するルートと西側を巻くコースに分かれる。さて、どちらにしようか。巻き道は雪崩が心配だし、直登コースはいかにも厳しそう。最近雪崩の事故が続いたので、とりあえず登りは稜線コースへ。

笈ヶ岳1804309:20 冬瓜山(かもうりやま)山頂まで何とか到着。笈ヶ岳が全容を現す。山頂は雪が飛ばされ黒い岩塊となって見え、その姿が「笈」に見えなくもない。
たかが、1,840m余りの山なのに、北アルプスの笠ヶ岳ほどの大きさを持っている。荒々しい造山活動と、深い雪があいまって、本当に山らしい山だなあと見ほれる。


スノーブリッジしかし、ぼんやりもしていられない。一番厳しいのはここからのナイフリッジ。毎年規模が変わるようだけれど、今年は約20メートルほどもあって、崩れそうな蟻の戸渡り状に続くので、念のためにザイルを出し、確保しあいながら行き過ぎる。ふう。。

後はなだらかな稜線沿いの道がシリタカ山まで続く。笈と白山の眺望がほしいまま。真っ白なピークからいったん下ると、巻き道と合流。
下山してくる白ヘルメットに長靴姿の地元の兄ちゃんに会う。「毎年この時期に来る。石川県にこんないい山があるのに地元の者があまり登らないのでもったいない」とのこと、本当にそう思う。

稜線の全容が目の当たりになり、今日この山に取り付いているほぼ全パーティーが蟻のように眺められる。野猿公園で一緒になった5人のパーティー、3人の高齢者パーティー、2名のパーティー、そして単独行が地元の兄ちゃんを含め5名か。1年のピークともいえるこの時期でこのくらい。

ピークまでの最後の登りも厳しい。3か所くらい胸を突くような雪付きの斜面が壁になる。アイゼンを付けて一歩ずつピークに近付く。空が晴れ上がってきた。

山頂は雪が飛ばされ、標柱が一本。
足許に琺瑯(ほうろう)びきの容器が半ば土にうずもれて据えられており、蓋を取ると手帳が入っていた。めくってみると、1昨年の今日の日付で、同行のYさんの奥さんの名前を発見(Yさん談;「家内のほうが猛者です」)。その同じ日、Yさんは我々と同様、大笠山に立っていたのでした。
Yさんは「証拠」にと、奥さんの文字のあるメモを片手に記念撮影。

この時点で12:10。他のパーティーよりやや遅れ気味の我々は、このすばらしい山また山の世界を心に焼き付け急いで下山にかかる。帰路は巻き道コースを選択。
こちらの方が楽なんだろうけれど、足許まで小規模な「デブリ」(雪崩で落ちた雪の塊)が届いていて、嫌な感じ。頭上を見上げながら慎重に進む。

緊張感の連続に疲労も蓄積して、稜線に合流した頃はもうへろへろ。でも夕暮れも迫ってくるので、急がなくては。
日が傾き、雪が締まってきたのを幸いに、ぐいぐい下降。野猿公園が近付くあたりでは膝ががくがくし、一番危ない状態。

17:10何とか白山自然保護センターに到着。急いでテントを撤収。ゲートまでの車道も落石で気が抜けないので、暗くなる前にたどり着こうと、ひたすら歩く。
ゲートには18:45着。ふう。長い長い一日でした。

でも、これだけ山らしい山に登った充実感は久し振りのもの。
きっと記憶の大事な部分として生き続けることになると思います。
| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
「難しい山」 ― 猿ヶ馬場山(1,875m)
日本300名山の猿ヶ馬場山は、「難しい山」として知られている。
「日本300名山ガイド(新ハイキング社)」の、上級向き(★★★)とされる山15座にも入っている。

ぼっちが思うに、「難しい山」には、3つの区分があるんじゃないかな。
第1:岩峰で、登攀技術がいる山…剣岳、鋸岳など
第2:大きな山塊で、リスクに独力で対応が求められる山…幌尻岳、カムイエクウチカウシ山など
第3:ルートが開かれていない山…毛勝山、笈ヶ岳など
猿ヶ馬場山は、薮山で、山スキーか、残雪期しか登山は困難なので、第3の「難しい山」。

その「難しい山」登山にあたっては、連休前半、山の先輩がたが途中まで偵察してくださった(Koさん、Saさん偵察行ありがとうございました。)。
そしてYaさん、Suさん、Hoさんと、足のそろった4名で、万全の体制。白川郷190504

早朝6時、登山口になる、白川郷荻町に到着。
世界遺産になり、高速道路までできちゃった合掌造りの里も、早朝はかつてのたたずまい。
「どぶろく祭」で有名な荻町神社の脇の林道に入っていくと、そこはもう静かな里山。
山菜採りの軽トラックが追い越していった。


約2時間は、地図に載っていない、宮谷沿いの林道歩き。木々は芽吹き始め、足元にはフキノトウの行列。

砂防提の下を渡渉すると、残雪の登りが始まる。雪解け水の流れる古いわさび田が、残ってた。
ダケカンバ190504登るにつれて、伐採後の2次林が立派なブナ林に変わり、ダケカンバも混じってくる。
稜線に出ると、白山が木の間に白い。

帰雲山にたどり着く頃には、樹は太く、そしてまばらになり、腕を宙に大きく自由に広げている。
いよいよ里山ではない領域に足を踏み入れたんだな。
ふた抱えもある木の幹には、縦に深い傷。寒さのあまり樹が裂ける「凍裂」という現象らしい。


なだらかな稜線は、いつしかシラビソの林に変わっていく。
空が広くなり、くっきりと切り取られた山々のスカイライン。
白山(百名山:下の画像)、三方岩岳(300名山)、笈ヶ岳(200名山)、大笠山(300名山)、大門山(300名山)、人形山(300名山)、金剛堂山(200名山)、白木峰(300名山)…
大都市から遠いから、白山をのぞき、あまりポピュラーじゃないけれど、ぜいたくこの上ないパノラマ。
白山190504
笈ヶ岳と大笠山190504
特に、昨年のちょうど今頃、ザイルを背負って登った笈ヶ岳の姿は、格別。
生きててよかった。。

(向かって左の黒っぽいのが笈ヶ岳(1,841.4m)、右は大笠山(1,821.8m)。)


猿ヶ馬場山頂190504
猿ヶ馬場山頂に到着。「難しい山」ほど達成感はひとしお。
実は山の猛者でもいらっしゃるYaさんの奥さま手作りのアンパンうまかったです。

登山口の白川郷が、世界遺産になり、どんどん変わっているから、この猿ヶ馬場山に登山道が開かれ、「難しい山」から「普通の山」になる日も案外遠くないのかもしれない。

一期一会のパノラマ、心に焼き付けた。


[登山記録:日本200名山資料室へ←クリックしてください]
| 管理人 ぼっち | 日本300名山 | 09:26 | comments(0) | trackbacks(1) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>
+ LINKS
+ SELECTED ENTRIES