ブログ日本200名山

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スローライフは忙しい ― 11月の大坐小屋たより(2) 
開けて4日。今日は山から下りない日。

自転車181104
夜明けから昼前まで机に向かい煮詰まったので、ちょっと自転車で気分転換。
ルイガノのMTBを、ネットで喜しがって買ったのに、なかなか乗ってる暇がなくて。。) 

県道を漕いでいくと、紅葉の向こうに、戸隠の岩峰群。
新蕎麦の季節、蕎麦屋はどこも賑わっている。



おや、道ぎわの野菜売店で野沢菜を発見。
昨日、買い出しをしながら長野市内であちこち探したけれど、今年は暖かすぎるのか、まだ見あたらなかったのが、こんな近くにあるなんて。
サイクリングは中止、野沢菜漬けに突入。
野沢菜181104
菜を洗い、しばらく干してから、樽に漬け込む。
昨年は、木の樽に慣れなくて、失敗したから、今年こそは。

おっと、ビーフシチューを作るつもりで食材も買ってあった。
(小屋だとじっくり煮込めるから、家族への土産にするつもり。
持ち運びにはシャトルシェフを愛用してます。)
仕込みをしていると、3時過ぎには夕暮れが忍び寄ってくる。
秋の日はなんて短いんだろう。そろそろストーブの火を起こさなくちゃ。


スローライフなんていうけれど、なんだかとっても忙しい。
気が付けば、昼飯抜いていた。

確かに、一人分くらいの飯なんてコンビニ弁当にすればいいんだし、野沢菜はスーパーで買えばかえってうまいかも。
電気掃除機、灯油ストーブ、道具を変えれば時間はいくらでもできる。
でもそれじゃ楽しくないんだな。

日暮れてへとへと。小屋にはシャワーしかないから、戸隠の神告げ温泉に温まりに行く。
夕飯時だからか、しいんと誰もいない浴槽に体を沈め、湯上りにマッサージ椅子。
外に出ると月が冴えてる。「生きてる」って感じがするひととき。

[「小屋飯」を「日本200名山資料室」にアップしました←(*^.^*)クリック]
| 管理人 ぼっち | 山小屋便り | 21:30 | comments(0) | trackbacks(1) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
冬に会う ― 伯母子岳(1,344m)
11月18日、今年の秋最後にもうひと山味わっておきたくて、伯母子岳(うばこだけ)に。
霊場高野山からさらに南へ分け入っていくこのあたりを、奥高野と呼ぶらしい。
登山ルートは、野迫川村の大股という集落から登るコースと、「高野龍神スカイライン」の護摩壇山(日本300名山)から、ほぼ平行移動していくルートがあるよう。
この平行移動部分のブナがいいらしいけど、登りがないのも寂しい。
大股と、護摩壇山は約20キロ離れ、標高差も500mくらいある。
うーん。ぎりぎりまで地図を前に思案のすえ、「ここは久しぶりにマウンテンバイクに登場願おう」と、決定。
愛車ハリヤー!に、一年振りに緑のルイガノを積み込み、早朝3時自宅出発。
まず、護摩壇山頂直下の駐車場にルイガノ君(←何でも名前で呼びたがる)をデポし、谷に下りて、大股の集落に到着。

勉強不足だったけど、大股の橋のたもとの看板を読んだら、伯母子岳の肩に当たる伯母子峠までの道って、熊野古道「小辺路」そのものなのだった。
つまり伯母子岳も世界遺産ってわけらしい。勉強不足でした。。
桧峠191118
渓流沿いの斜面に張り付いた大股の集落は紅葉の盛り。
どの家も犬が放し飼いされていて、もの珍しそうにこちらを見てる。
急な林道をジグザグに進むと、萱小屋という茶店の石垣が残った場所に出る。
道自身は、最近重機で大胆に整備しちゃったみたいだけれど、紅葉がふかふかのじゅうたんみたいに散り敷いていい感じ。
紅葉191118

標高を稼ぐごとに、落ち葉の色が赤や黄から枯葉色にグラデーションしていく。
桧峠を過ぎ、約2時間半で伯母子岳山頂に。



伯母子岳から護摩壇山191118あたりの木々はいつの間にか、すっかり葉を落とし、風がゴウゴウ鳴っている。
その音は、ずっと昔、友人が死んだ直後、武尊山の無人小屋に泊まり、聞いたものに似ている。
誰もいない山頂に腰を下ろし、大峰の連山や、果無山脈の重なりを眺めながら、いろんなことを思い出してしまう。

おっと、鈍色の雲が空を覆いはじめた。
まだ先は長いから、急がなくちゃ。

伯母子岳遠望191118護摩壇山へのルートは、太いブナや、ミズナラが、太い腕を気ままに伸ばしていい感じ。
関西の山では、これだけの自然林は少ないのだろうな。
見ほれているうちに、ぱらぱら音をたてて霰(あられ)が落ちてきた。
冬が今ここにやって来たんだ。
風にあおられながら合羽を着込み、先を急ぐ。
ようやく護摩壇山からの登山客に数組出会ったけど、途中で引き返すパーティーも。


2時間弱で、林道へ、ここからさらに2時間、舗装の林道歩き。
日の短さに追われる気分。

護摩壇山の駐車場で、ルイガノ君に再会。
グローブをはめ、ここからは、自転車で一気に下る。
ほぼ一本調子の下りはすこぶる快調。でも、指が切れるほど冷たい。
登りの自転車とすれ違う。どうも!と声を掛けてくれるのが嬉しい。
こっちは下りだけだから、ちょっと心苦しいけど。

箕峠から、野迫川村に道を折れ、約20キロの下りを、1時間ちょっとで、大股の登山口に到着。
ふう。何とか日暮れ前に戻ることができた。

あたりの紅葉に時間が巻き戻されたよう。
古道をたどりながら標高を稼ぎ、巨木の中で冬に会い、そして一気に自転車で元の場所に戻る。
いつになく、夢の中を旅してきた心地になった。
大股登山口191118
[登山記録:日本200名山資料室へ←クリック!]
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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 22:03 | comments(0) | trackbacks(1) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
海に沿う山々 ― 西方ヶ岳、蠑螺ヶ岳縦走
山ばっかりのぼっち。実は、海も嫌いじゃない。
でも、人混みだけはどうにも苦手。
で、梅雨の中休みに、近場の敦賀半島へ静かな海を見に行ったりしてますです。

その敦賀半島に蠑螺(さざえ)ヶ岳って山があるらしい。
何だか、そそられる山名。
標高764.1mの半島最高峰の西方ヶ岳と 蠑螺ヶ岳を縦走するのが一般的とか。
7月5日は、週末に晴れマーク。
愛車ハリヤー!に、MTBのルイガノ君を載せ(←何でも人名にしたがる)いざ出発!
常宮神社登山口200705
登山口は、神功皇后の伝説を持つ常宮神社という海岸沿いの神社から。
何だか登山というより、釣りに行った方がいいんじゃない? ってたたずまい。



標高ほぼ0メートルから登りだすと、じりじり太陽が照りつける。
湿度も高いので、タオルで汗を拭き拭き進む。
しばらくで、ウラジロなどが生える照葉樹林帯に入り、しのぎやすくなる。
銀名水という泉が岩の間から湧いていて、ここが中間点。

登山道は、さっぱり整備されていて、登山客4名を追い越す。
結構人気があるんだな。
しばらく急登するとオーム岩という花崗岩の大岩が突き出し、敦賀湾が一望。
このあたりから、若いブナの木が目立ちだす。
潮風に吹かれる場所にしてはしっとりした風情。

蠑螺ヶ岳200705
やがて、西方ヶ岳山頂に到着。標識のある台地に、三角形の避難小屋。
小屋の前に1メートルあまりの蛇の抜け殻発見。
ちょっとびくびく。でも、自然が豊富ってことにしておこう。
台地の少し下手に刈払いがあり、そこにも大岩。
これから向かう半島の先を望む。
ぼんやり海と空が溶けた空間を、船が白い航跡を残していく。


笹百合200705
ここからは、蠑螺ヶ岳への縦走路。もう誰とも出会わない。
木立の間からは、青い色。半島の縦走は、宙に浮かぶ気分。
中間地点にカモシカ台の大岩。
西方面の展望も開け、半島の先端が近くなる。

エゾアジサイや、笹百合などの花に慰められながら、汗だくで進み、蠑螺ヶ岳山頂(685.5m)に到着。

西方ヶ岳200705
おもむろに、リュックから保冷バックを取り出す。
へへへ、西瓜の登場。
照りつける太陽の下、山頂で海を眺めながら西瓜を食う…なんて理想的な夏の姿では。
(←そんな理想誰も追っかけてない?)

ここから、浦底という集落に向けて下山。
長命水というせせらぎの水場を過ぎ、むっとする夏の中に戻ると、ルイガノ君が待っていてくれた。

色が浜のルイガノ200705
フィナーレは、半島を自転車でツーリング。
色が浜、手ノ浦など海岸線に沿って漕いでいく。
プライベートビーチのように空いた海水浴場の白い砂。
その砂も、あの山々の花崗岩が風化したものなんだなと思うと、山も海もみんな愛おしい。

<登山記録:「日本200名山資料室」へ ←クリック!>
| 管理人 ぼっち | その他の山 | 11:16 | comments(0) | trackbacks(1) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
遠州灘自転車行 
山仲間、小屋仲間、ワイン仲間、ぼっちはお仲間にはとても恵まれてるけど、
Kbさんは、かつての仕事仲間で、最近は自転車仲間であります。

ご多忙で、なかなか都合が合わず、今回やっと念願のツーリングが成立。
もっぱら、下山口と登山口のつなぎ役に甘んじていたルイガノのMTBも、やっとツーリングデビュー。
ヘルメットも、サイクルショーツもそろえたぞ。 (*^。^*)
御前崎210523
出発点は、静岡県の最南端御前崎。
ちょうど遠州灘と呼ばれる、波の荒い海域に面して走っていくことになる。
山ばっかりのぼっちに、太平洋はまぶしすぎ。

太平洋自転車道に、潮風に吹きつけられた砂が積もって、タイヤがとられる。
原子力発電所を過ぎたところが、浜岡砂丘。
ここから、自転車道は、海に沿い、砂丘の上や、防風林の中を縫っていく。

普通、海岸沿いには国道なんかが通っていることが多いれど、遠州灘はそれがない。
風で自在に形を変える砂のため、作りようがなかったらしい。
おかげで今は、自転車だけが海岸線に沿っていく。



太平洋自転車道210523それにしても風が強い!
ところどころにある、風力発電所の風車も、強風すぎてストップしてる。
砂まじりの向かい風、強めに漕がないと先に進めない。
山に登るくらいカロリーを消費する。

どこまで走っても砂丘ばかり。
この気の遠くなるほど膨大な砂は、天竜川から流れ込んだ土砂が、強い偏西風に、吹き寄せられ、海岸に積もったものだという。

山の力、川の力、風の力、海の力、そして時間の力。
それらが合わさって、こんなとてつもない砂丘を作り上げたんだ。

天竜川の河口に架かる橋の上から、今はゆったり海に流れ込むのをながめる。

天竜川で自転車道はおしまい。
河口の西に続くのは中田島砂丘。海亀の産卵で有名なところ。
このあたり、ブラジル系の住民が多くて、なんとなくラテンの雰囲気。

Kbさんは、足が限界。ぼっちは、パットの入ったサイクルショーツでも、尻が限界。
休憩時間を多くしながら、弁天島の宿にやっと到着。
ふう。走行約80km。

ビールで乾杯、次回は、琵琶湖一周を誓ったのでありマシタ。
| 管理人 ぼっち | 自転車 | 23:36 | comments(1) | trackbacks(2) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
失われた山―武甲山(1,304m)
武甲山は、秩父盆地の南に位置する、奥武蔵の最高峰にして日本200名山。
かつての標高は、1,336m。
「かつて」というのは、石灰岩の採掘で山頂を削り取られてしまったから。

ぼっちの地元の日本百名山伊吹山、300名山藤原岳、
石灰岩の名山が、姿を損なうのを目の当たりにしてるから、
武甲山にはなかなか足を運ぶ気になれずにいた。

とはいえ、いつかは行かねばの200名山。
秩父市の浦山口から登り、横瀬町に下りる周遊コースを計画。
愛車ハリヤー! に、ルイガノのMTBを乗せ、いざ!秩父へ。

狼211121まずは、下山口にMTBを置いておこうと、横瀬へ。
林道終点にあたる鳥居をくぐろうとしたら、4体の石像。
狛犬には見えない、肋骨が浮かぶ体に大きな口。
あ! 狼だ。

そういえば、昨秋行った大岳山にも、狼の石像が。
関東一帯に、狼信仰があったんだな。

武甲山紅葉211121石灰鉱山の間を抜け、大きく削り取られた武甲山の斜面から目をそらすようにして、浦山口に向かい登山開始。

荒川の支流沿いの林道に人影はなく、晩秋の清らかな空気がそこにある。
想像していたより、ずっと心和む山だなあ。。

よく手入れされた杉林の急登、広い尾根道をたどりながら(現在の)山頂に。

武甲山山頂211121金網の先は、いきなり採掘現場。
眺めているうちにも、サイレンが鳴って、発破で岩が崩されていく。

秩父盆地、そしてそれを取り巻く、上州、武州の山々の見晴らしばかりがいい。


武甲山の大杉211121横瀬までの下山道は、最短ルート、行き交う人も多い。
一町ごとに据えられた丁石が、信仰の跡を伝える。

よく手入れされた単調な杉林の中に、何本か、格段に大く、枝張りがワイルドな古木が。
特に大切にされてきた神木なのだろう。
原始の力を感じ、惚れ惚れ見上げる。

あっさり横瀬口に到着。
狼君と、MTBに再会。


武甲山旧姿211121MTBで、浦山口まで、向かう途中、「武甲山資料館」に寄り道。

モノクロ写真で、かつての姿を知る。
その甲冑を重ねたような姿は、日本武尊が東征の際、この山の姿を見て「勇者の肩を怒らせるが如し」と言ったとか、
自らの甲(かぶと)をこの山の岩室に奉納したという伝説にふさわしい。

また、かつて山頂には、石灰岩の山らしく巨石の露岩があり、縄文時代から続く信仰遺跡などもあったらしい。
狼信仰は三峰神社との関わりもあるとか。ううむ。
武甲山の石灰は、関東大震災後の首都復興のセメントに使われた。
そして、身を削り秩父の人の生活の糧となってきた。
「自然破壊、嫌だな」なんてコメントでだけで済ませられない現実。。

失われたもの、今ある現実、頭が痛くなるくらいいろんなことを考えさせられた武甲山。
やっぱり名山なんだと思う。 

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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 05:45 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
ジャージー牛のふるさと ― 蒜山(1,202m)
日本百名山最大の空白地域、中国地方。
鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県で、鳥取に大山(1,729m)があるきり。

200名山になって、やっと蒜山(1,202m:岡山・鳥取)と三瓶山(1,126m:島根)が登場。
ぼっちにとっても最大の登山空白地域に、連休小屋仲間Yさんと愛車奥地君でGO!

蒜山登山口220430中国道から米子道に入り、関西弁のさえまくる奥地君のナビで蒜山に到着。

蒜山は、上蒜山(1,202m)、中蒜山(1,123m)、下蒜山(1,100m)からなる火山連峰。

せっかくだから、縦走気分も味わいたいね!
と、中蒜山の塩釜の冷泉登山口に、MTB「ルイガノ号」をデポし、上蒜山登山口へ。

朝日に輝く牧草地から、登山開始。
上蒜山から中・下蒜山220430杉林を抜け、芽吹き前の木立を登高。
約2時間で上蒜山山頂に。

冬の姿のままのブナ林の向こうに、中蒜山、下蒜山と続く縦走路。
春の気配は、まだ足元のカタクリやイチリンソウの花にやってきたばかり。

でも、あと半月もすれば、波打つような新緑に埋めつくされるんでしょう(心眼)。。
蒜山全景220430かすかに雪も舞った中蒜山山頂を経由して、塩釜の冷泉に下山。
ここから、ルイガノ号で、サイクリングに切り替え。

裾野に広がる牧草地と、青い空。
この広大な空間を作りだしたのも、蒜山の火山の力なんだね。

蒜山ジャージー牛220430蒜山といったら、今では、高級スーパーにも並ぶ「蒜山ジャージー牛乳」が有名。
「ひるぜんジャージーランド」に立ち寄り、濃厚なソフトクリームを食べながらお勉強。

第二次大戦後、酪農振興のため導入されたジャージー牛。
ホルスタイン種にくらべて乳の量が少なく、色も黄色がかっていたため、次第に数も減少。
しかし、乳脂肪分などが豊富で、濃(こく)があるジャージー牛を、蒜山の農家はまじめに育て続け、ブランド化に成功。
このおいしさは、そんなご苦労の賜物なんだねえ。。

蒜山酪農家のみなさんに敬意を表し、牧草地広がる蒜山を見上げながら、瓶の上1cmくらいクリームがたまった牛乳も飲んじまったのでした。

今日から、放牧が始まったそうです。

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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
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