ブログ日本200名山

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直球勝負!赤牛岳(その1) 水晶小屋まで
日本200名山中、最も山頂に立つまでの行程が長い、赤牛岳(2,864.2m)。
先月、日本3大急登「ブナ立て尾根」をよじ登り、せっかく手前の水晶岳まで迫りながら、断念した赤牛岳。

「このままじゃ、今年の夏は終わらないよお」
なんて、高校球児のような熱い想いで、機を狙ってた。

そして時は来た!
8月17日(金)〜19日(日)休暇をゲット。
天候も下り坂の予報ながらまずまず。
前回の反省、「天候のいい間に、とにかく体力の限り次の行動に余裕が持てる場所までたどり着いておくこと。そのためには、荷物はできるだけ軽量に。」
で、パッキング名人、1500山登頂の先輩Hさんのノウハウを見習って、時間をかけ、削りに削った装備に。
単独行だから、自己責任の厳しさも、リュックに入れておかないと。


赤牛岳と
17日、夜明け前から愛車ハリヤー!を走らせ、前回と同じ高瀬ダムからブナ立て尾根へ。
荷物が軽いと、ピッチがぜんぜん違う。
休憩なしで標高2,000mまで登ってしまえた。
烏帽子小屋には9時45分着。コースタイム5時間のところ、約3時間。

コマクサの残る稜線のはるか向こうに横たわる赤牛岳を眺めながら、しばし検討。

水晶岳への道190817
前回どおり野口五郎小屋泊とすると、赤牛岳までは5時間以上。天候の変化が心配。
水晶小屋まで、脚を延ばしておけば、赤牛岳までは3時間あまり。早朝の天候が安定したうちに主要な行程をクリアできるはず。
雷もなさそうだし、ブナ立てで貯金した時間で、前回の野口五郎小屋の先の水晶小屋を目指そう!

とはいうものの、真砂岳のピークに寄り道したりしてたら、東沢乗越から最後の登りはへろへろ。
何とか16時前にゴールイン。

改修された水晶小屋で、夕飯のカレー食ったら、バタン・グー。


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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 23:23 | comments(0) | trackbacks(1) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
直球勝負!赤牛岳(その2)読売新道に燃え尽き
18日、3時半起床。
水晶小屋の外に出ると、すごい星。
かすかに始まる夜明けが、槍や常念のシルエットを浮かび上がらせていく。

今日たどるのは、水晶岳、そして目当ての赤牛岳から、黒部渓谷をつなぐ「読売新道」。
その名のとおり、読売新聞社が北陸支社創設を記念して開かれたルート。
水晶小屋から黒部川上流部の奥黒部ヒュッテまでは、下りで標準8時間(登りだと10時間!)以上かかるという、長大なもの。

ここで、野望がむらむら。
「読売新道」に、さらにコースタイム5時間分を加えて、一気に黒四ダムまで降りてしまったら、どうかな。
「日本百名山と、日本200名山の一番遠い山を、まとめて一泊二日で登頂」なんて、すごいんじゃない?
最近、体力ぎりぎりの登山なんてやってないし、自分の限界を知るためにも、「だめもと」でチャレンジしてみよう。

足元が明るくなるのを待ちかねて、4時40分、出発!
ヘッドライトがいらなくなる頃、水晶岳に到着。
山頂は、南峰と北峰に分かれていて、最高点は南峰だけれど、標柱もない、地味な北峰に、三角点があるのを発見。
チングルマ190818
次にめざすのは、あこがれの赤牛岳。
あいにく、わきあがってきた雲が稜線を包み込んで、視界がきかない。
花崗岩と這い松の広い稜線を、はぐれないように進む。

雪解けが遅かったせいで、まだチングルマが白く咲き残っていた。


赤牛岳山頂190818
白い砂礫の道が、いつか赤みがかってくる。
このあたりからが、昨日遠く眺めた赤牛岳の稜線かな。
岩をまたぎ、ケルンの積まれた赤牛岳山頂に到着。

やりました。


ここからが、いよいよ読売新道核心部。
岩のルートの先に、黒部のダム湖が見えてくるあたりから樹林帯に突入。

この樹林帯が生半可じゃない。
ごろごろ岩の上にツガや檜がびっしり根をしがみつかせて、風も渡らない。
こんな自然の力が強い場所にルートを開いていったご苦労はさぞや。
木の階段
11時10分、奥黒部ヒュッテに到着。
小屋前のゴムホースからあふれる、冷たい水で一息。
ここからは、黒部川沿いのルート。

川岸の道には、谷をまたぐ場所にも吊橋なんてなくて、そのたびに川幅が細くなるところまでいったん間伐材のはしごで登り、橋や桟(かけはし)でまたいでは、またはしごを下る。
繰り返すこと何10回か…
コースタイムは上がらないし、もう、へろへろ。


平ノ渡し190818
川がダム湖に変わって、平ノ渡しの船着場に到着。
渡し船は、ダム湖に沈むルートのかわりに、電力会社が運営しているもの。
待ち疲れた頃、やっと14時20分の便が対岸からやってくる。
乗客はぼっちだけ。
歩かなくても風景の方が動いてくれるのは、らくちんだなあ(弱音)。

平ノ小屋下の船着場に到着。
あと、コースタイムで3時間、黒四ダムからの交通機関が動いているうちに下山しちゃわないと(といいつつ、最終便の時間を確認してないずさんなぼっち)。
再び、木の階段との格闘。
極めつけは、フィニッシュが近いあたり。
川をはさんで「ロッジくろよん」が目と鼻の先に見えるのに、たどり着くには上流へ大回りして1時間もかかった。
黒四ダムに17時47分ゴールイン。
でも、最終のトロリーバスが17時35分に出たところ(T0T)。
へなへな。

気が付けば、交通のなくなったダムには、誰もいない。
高さ186mの巨大なコンクリートの塊の上に一人っきりというのは、山の中では感じない孤独。
ダム湖越し、夕映えはるかに、赤牛岳が遠く光っている。
じわじわと、「生きてる」って感じがわきあがってくる。

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| 管理人 ぼっち | 日本200名山 | 06:22 | comments(0) | trackbacks(2) | にほんブログ村 アウトドアブログへ←アウトドアブログのランキングです クリックよろしく!
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